シリーズ記事 第7話
『バックエンドの計画性』
シリーズ記事まとめ
↓↓↓
利益化の設計図
前回の記事で「バックエンド(利益商品)」
の重要性を教えられ素直に導入し、
やっと利益が作れるようになりました。
ですが、バックエンドの販売も
計画性がないと
売上が安定しませんでした。
そこで頭をひねって、ひねって考え出したのが
『バックエンドまでの設計図』です。
まぁ、これ、
マーケティング用語で言う『ビジネスモデル』
というものです。
(当時は自分で発見したつもりでいましたw…(照れ))
ちょっと分かりやすく説明します。
ビジネスモデルを農業で例えると
以下のような感じになります
↓↓↓
- 収穫したい作物を決め、
- その作物の種を蒔く。
- 蒔いた種の内の◯◯%が芽をだす。
- 芽を収穫すべき作物になるまでしっかり育てる。
- 収穫する。
- その収穫が毎年定期的に収穫できると収穫高が安定する。
これを、お店の集客→収益に置き換えると
↓↓↓
- 来店させたいターゲットを決め、
- ターゲット集客のために広報する。
- 掛けた広報した額の◯◯%が来店する。
- 初来店した新規客をファン客まで育てる。
- バックエンドを購入していただく。
- バックエンドの購入者(ファン客)が定期的に育つようになると収入が安定する。
つまり、
「計画的な収穫を設計する」
ということです。
たしかにバックエンドを作ったはいいが、
私の店に売上の安定性(計画性)がなかったのは
利益作りに計画性がなかったからです。
ビジネスモデルを作り、実行する
さて、「ビジネスモデル」を
自店に導入するために
私は以下の順に導入しました。
↓↓↓
- バックエンドの設定
- 顧客教育の計画(顧客化)
- ターゲットの選定
バックエンドの設定
バックエンドを作るだけでも
利益が上がることは
前回の記事でもお伝えしました。
『どの商品で利益をつくるのか?』
は明確でなければならないのです。
まずはバックエンドを設定(商品化)
してください。
顧客教育の計画(顧客化)
今回の記事で
一番お伝えしたいところはここです!!
バックエンドを購入していただける
ファン客になるまで顧客に情報を与えることを
『顧客化(顧客教育)』といいます。
顧客教育で伝えるべきは3つです
- 商品サービスの使い方(使用方法)
- 商品サービスの効果的な使用タイミング
- 自社の考え方(理念)の浸透
商品サービスの使い方、使用タイミングを
顧客が理解できていなければ、
「使いたい!!」と思っていただけません。
なので必ず伝えてください。
そして『自社の考え方(理念)』も
顧客化を進めるために重要です。
人は好意を持った人(お店)から
購入したいものです。
好意は共感から生まれます。
- あなたのお店の歴史
- この仕事を始めたキッカケ
- この仕事を続けている理由
- どんな世界観に顧客を連れて行きたいか
というお店の情報を与えてください。
来店後に与えるのも良いですが、
ブログやSNSなどで先に伝えておくことで
初来店前から顧客化が進みます。
ちなみに、私(竹内)のヘアサロンが
他県からも集客できているのは
「先に理念を伝えている」からです。
「どうせだったら、この人にお願いしたい」
と、思っていただけるように
ブログやホームページで
理念、考え方を伝えているのです。
ターゲットの選定
重要なことを言います。
『利益商品を購入する客層を集客しているか?』
バックエンドを決めて、
ファン客を定めているからこそ
誰をターゲットにすべきかが見えてきます。
もちろん、ターゲットにすべきは
『ファン客(になる要素を持つ人)』
です
おわりに
ビジネスモデルを作り、
ターゲットをしっかり定め集客し、
新規客に顧客化を行って、
ようやく売上も利益も安定しました。
そしてついに、
最盛期から売上が1/2になった
倒産寸前のドン底経営から、
見事に4倍に経営を回復させました。
(元の状態よりも さらに売上利益が2倍になりました)
新規集客ができなかった期間が約10年。
毎年売上が下がり続けること10年。
新技術や新商品を取り入れても集客できず、
もがき苦しみましたが、
マーケティングを取り入れたことで
私の店は復活しました。
本当は、マーケティングについて
もっと細かい解説をしたいところでしたが、
なにぶん読みやすい文章で伝えるには
この位が限度でした。
今後も店舗の利益を上げるための手法を
お伝えして行きますので、
引き続き記事を読んでいただけると
とても嬉しいです。
まぁ、なにせ、
私は廃業寸前まで追い込まれた
店舗経営者ですから、
私のような状態にならない人が増えると
自分のことのように嬉しいわけです…^_^
ps.
あ、次回の記事もV字復活したストーリーの解説記事です。
次回は「専門性を一気に高める方法」です。
頭皮ケアの専門家として県外からも来店される、
ブログやホームページだけで新規集客できる理由は
『専門性』にあります。
それを半年で一気に高める方法をお伝えします。
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