私がV字復活した時の話をします_第7話(全10話)

 


シリーズ記事 第7話
『バックエンドの計画性』

 

シリーズ記事まとめ
↓↓↓

 

利益化の設計図


前回の記事で「バックエンド(利益商品)」
の重要性を教えられ素直に導入し、
やっと利益が作れるようになりました。

 

ですが、バックエンドの販売も
計画性がないと
売上が安定しません
でした。

 

そこで頭をひねって、ひねって考え出したのが
バックエンドまでの設計図』です。

まぁ、これ、
マーケティング用語で言う『ビジネスモデル
というものです。
(当時は自分で発見したつもりでいましたw…(照れ))

 


ちょっと分かりやすく説明します。

ビジネスモデルを農業で例える
以下のような感じになります
↓↓↓

  1. 収穫したい作物を決め、
  2. その作物の種を蒔く。
  3. 蒔いた種の内の◯◯%が芽をだす。
  4. 芽を収穫すべき作物になるまでしっかり育てる。
  5. 収穫する。
  6. その収穫が毎年定期的に収穫できると収穫高が安定する

 


これを、お店の集客→収益に置き換えると
↓↓↓

  1. 来店させたいターゲットを決め
  2. ターゲット集客のために広報する。
  3. 掛けた広報した額の◯◯%が来店する
  4. 初来店した新規客をファン客まで育てる
  5. バックエンドを購入していただく
  6. バックエンドの購入者(ファン客)が定期的に育つようになると収入が安定する

 

つまり、
計画的な収穫を設計する
ということです。

たしかにバックエンドを作ったはいいが、
私の店に売上の安定性(計画性)がなかったのは
利益作りに計画性がなかったからです。

 

 

ビジネスモデルを作り、実行する


さて、「ビジネスモデル」を
自店に導入するために
私は以下の順に導入しました。

↓↓↓

  1. バックエンドの設定
  2. 顧客教育の計画(顧客化)
  3. ターゲットの選定

 

 

バックエンドの設定

バックエンドを作るだけでも
利益が上がることは
前回の記事でもお伝えしました。

『どの商品で利益をつくるのか?』
は明確でなければならないのです。

まずはバックエンドを設定(商品化)
してください。

 

 

顧客教育の計画(顧客化


今回の記事で
一番お伝えしたいところはここです!!

 

バックエンドを購入していただける
ファン客になるまで顧客に情報を与えることを
顧客化(顧客教育)』といいます。

 

顧客教育で伝えるべきは3つです

  • 商品サービスの使い方(使用方法)
  • 商品サービスの効果的な使用タイミング
  • 自社の考え方(理念)の浸透

 

商品サービスの使い方、使用タイミングを
顧客が理解できていなければ、
「使いたい!!」と思っていただけません

なので必ず伝えてください。

 


そして『自社の考え方(理念)』も
顧客化を進めるために重要
です。

 

人は好意を持った人(お店)から
購入したいものです。
好意は共感から生まれます。

  • あなたのお店の歴史
  • この仕事を始めたキッカケ
  • この仕事を続けている理由
  • どんな世界観に顧客を連れて行きたいか

というお店の情報を与えてください。

 

来店後に与えるのも良いですが、
ブログやSNSなどで先に伝えておくことで
初来店前から顧客化が進みます

ちなみに、私(竹内)のヘアサロンが
他県からも集客できているのは
「先に理念を伝えている」からです。

「どうせだったら、この人にお願いしたい」
と、思っていただけるように
ブログやホームページで
理念、考え方を伝えているのです。

 

ターゲットの選定


重要なことを言います。
『利益商品を購入する客層を集客しているか?』

 

バックエンドを決めて、
ファン客を定めているからこそ
誰をターゲットにすべきかが見えてきます。

もちろん、ターゲットにすべきは
『ファン客(になる要素を持つ人)』

です

 

 

おわりに


ビジネスモデルを作り、
ターゲットをしっかり定め集客し、
新規客に顧客化を行って、
ようやく売上も利益も安定しました。

そしてついに、
最盛期から売上が1/2になった
倒産寸前のドン底経営から、
見事に4倍に経営を回復させました。
(元の状態よりも さらに売上利益が2倍になりました)

 

新規集客ができなかった期間が約10年。
毎年売上が下がり続けること10年。
新技術や新商品を取り入れても集客できず、
もがき苦しみましたが、
マーケティングを取り入れたことで
私の店は復活
しました。

本当は、マーケティングについて
もっと細かい解説をしたいところでしたが、
なにぶん読みやすい文章で伝えるには
この位が限度でした。

 

今後も店舗の利益を上げるための手法を
お伝えして行きますので、
引き続き記事を読んでいただけると
とても嬉しいです。

 

まぁ、なにせ、
私は廃業寸前まで追い込まれた
店舗経営者ですから、
私のような状態にならない人が増えると
自分のことのように嬉しいわけです…^_^

 

 

ps.

あ、次回の記事もV字復活したストーリーの解説記事です。
次回は「専門性を一気に高める方法」です。
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ブログやホームページだけで新規集客できる理由は
『専門性』
にあります。
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