シリーズ記事
『私がV字復活した時の話をします』
第6話になります。
これまでの流れ
これまでの話を簡単にまとめます。
・来店理由が作れず9年間も新規集客ゼロ
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・売上が最盛期の1/2になり、閉店廃業の危機を迎える
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・一念発起し、マーケティングを学び始める
(これまで新技術、新商品導入で新規集客しようとし失敗したことを反省)
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・他店が取り入れていない商売の抜け
(ポジショニング)を見つけ、
新規集客のキッカケ作りをする
(この時に店舗をリニューアルオープンさせた)
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・PR(プロモーション)を
マーケティングの法則に従って実行し、
9年間も新規集客できなかった店に
初のホームページ集客を果たす。
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・顧客ニーズでポジショニングを再考し、
売上を半年で140%に修正し、
最盛期から1/2になった売上も
1年で元通りにする。
これまでの話はこちら
↓↓↓
売上が伸びているのに
利益率が悪い理由
上記が1〜5話までのおおまかな内容です。
ドン底経営から
V字復活の1番の立役者は
『ポジショニングによる集客力』
でした。
さて、順調に売上が回復しましたが、
実は「売上は伸びているのに利益が悪い」
という状態でした。
・多くの新規客が来店されているのに
・長時間働いているのに
利益が伸びていなかったのです。
この問題、コンサルの仕事をしていると
思っているよりも多くのお店で
遭遇します。
すぐに答えを言いますが、
この問題の答えは
「利益商品が売れていない」
です。
当時の私のお店は
利益商品が売れていなかったので
売上は伸びても、
利益が向上していなかったのです。
来店しやすい商品ばかり売ると
利益が薄くなる
この問題に気づいたのは
店舗をリニューアルし、
売上が伸び始めて2年が経ってから
でした。
新規集客数が安定して伸びて、
売上がグングン向上していく中で
どうやっても利益がうまく上がらず、
かなり困っていました。
様々な経営の勉強会、
様々な経営の本を読み研究して、
「なんとか経営を安定させたい!!」
と、もがいてました。
そんな時、1日16時間の仕事時間、
睡眠をだいぶ削っての生活がたたり、
心身ともに疲れてしまい
狭心症を発症してしまいました。
病気を発症し、
1ヶ月ほど休養していた時に
「自分で考えても答えが見つからないのなら…」
と、あるコンサルタントに自店の経営指南を
申し入れました。
で、
あっさり答えが出たのですが、
「竹内さんのお店は
利益の薄い”集客商品”だけで
売上を構成されているので
利益率が悪いのです。
利益商品を売ることが出来れば
問題は解決します」
言われてみれば
たしかにそうでした。
私は見込み客が初来店する時に
心理的に来店ハードルが低い
低価格の商品を作り、
その商品ばかり売っていたのでした。
それじゃぁ利益が作れなかったワケです…
バックエンドを作る
私は「どんな商品でもたくさん売れば
必ず利益が出る」と勘違いしていました。
私はアドバイス通りに
『利益を作る商品』を作りました。
利益を作る商品作りで注意したのが
『時間利益』です。
自分が希望する1時間あたりの利益額から
逆算して商品を作りました。
そして利益商品を売るようにしてから
グンっと利益が上がりました。
「気づかなければ
永遠に薄利な仕事をしていたのかも…。」
そう思うゾッとしました。
とにかく、アドバイスを素直に実行し、
利益が作れるようになった自分を
褒めました。
(突然の自画自賛(苦笑))
商売において、
・集客商品
・利益商品
この2つを明確に分けて
商売ができていないと
利益は伸び悩みます。
集客商品を『フロントエンド』
利益商品を『バックエンド』
と言います。
私が失敗したのは、
「フロントエンドでも数多く売れれば
利益が出るのでは?」という勘違いです。
もし、同じような考えをもっていたのなら
それを改善するだけで
利益がしっかり作れるようになります。
(過去の私のことですけどね)
バックエンドを作るだけでは
V字復活はできなかった
さて、利益商品(バックエンド)を作り、
販売をしたことによって、
今までの停滞した売上利益がグンっと
伸び上がりました。
ですが、、、、
わずか3ヶ月でその伸びは停滞するのです….
(ショボーン)
でもね、そこは『V字復活物語』ですので、
しっかり問題解決します。
そんなわけで、次回の記事は
『バックエンド販売の 伸び悩みの解決』
について解説していきます。
お楽しみに^^
(最近忙しくて、記事のアップが伸び伸びでツンマテンです)
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